アナフィラキシーショックの主な死因
- 気道浮腫による窒息
- 急性循環不全
アナフィラキシーショックの初期対応
- アドレナリンの筋注
- 酸素投与
- 静脈路確保・急速輸液
- 臥位・下肢挙上
その後に抗ヒスタミン薬や副腎皮質ステロイドの投与を行うが、改善が見られない場合は筋注を反復する。
アナフィラキシーショックでは、末梢血管が拡張することで心臓に血液が返ってこないので、全身の循環不全(ショック)に陥る。他のショックと違って手足が冷たくなく暖かいことから、ほっと一息つきそうだが、迅速な対応が必要である。
- 血圧を上昇させること(心臓に)← first
- アレルギー反応の解除
アドレナリン筋注をすることで即効性に全身の末梢血管を収縮させ血圧を上昇させる。
臥位・下肢挙上も心臓に血液が帰りやすくするためである。