エリスロマイシン(マクロライド系)少量長期療法が有効な疾患

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DPBと気管支拡張症

エリスロマイシン少量長期療法は

  • びまん性汎細気管支炎(DPB)
  • 気管支拡張症
などの慢性気道感染の病態に有効である。
えさきち
またこれらの疾患は慢性の副鼻腔炎を合併することが多く副鼻腔炎気管支症候群(SBS)を呈する場合があります。
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目的は気道の炎症を抑えること

えさきち
何らかの原因で気道の炎症が生じ、気管支壁の線維化・肥厚が喀痰や気道粘液物の排出障害を引き起こし、気道の炎症を遷延させます。治療のターゲットは気道の炎症です。抗菌作用ではありません。
くみちょう
抗菌薬なのに!?
えさきち
実際に感染が原因で増悪しますし、肺炎などに進展すれば起因菌に対する抗菌薬投与を行うことはありますが、DPBや気管支拡張症などの慢性の気道感染に対しては炎症を抑えることがエリスロマイシンの目的です。

エリスロマイシンの作用

  • 抗炎症作用(好中球遊走因子抑制)
  • 粘液分泌抑制
  • 免疫抑制作用
を期待して使用される。

臨床実習の傍ら、Webサービスを運営している医学生。将来の夢は学校をつくること。琴線を記録するサービス kotonohaを製作しました。(俺、この戦争が終わったらスタートアップするんだ...)
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