不明熱の原因になる疾患

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不明熱(FUO:fever of unknown origin)は、原因不明の発熱の総称で、古典的な定義(1961)では「38.3℃以上の発熱が3週間以上続き、病院での1週間以上の入院精査でも診断がつかないもの」とされます。

不明熱をみたら、まず

  • 感染症
  • 膠原病
  • 悪性腫瘍
を疑います。

その他、不明熱をきたす疾患の例として

  • 心臓粘液種(左房粘液種)
  • 感染性心内膜炎
  • 骨髄炎
  • 大動脈炎症候群(高安病)
などがあります。

疾患ではありませんが、不明熱の原因になるものとして薬剤アレルギーの一種の

  • 薬剤熱

があります。

皮疹を呈すれば薬剤アレルギーが想起されやすいのですが、皮疹がない薬剤熱もありその場合、見落とされ不明熱として原因となる薬剤を使用し続けてしまうといった結果を招いてしまいます。必ず薬剤熱も鑑別にあげましょう。

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