乳癌、乳腺線維腺腫におけるD/W比について

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D(depth):縦

W(width):横

D/W比は「縦横比」とも表記され、乳房の低エコー腫瘤(乳癌か乳腺線維腫か)の良悪性の指標となる超音波所見です。D/W比は0.7が borderとなります。

悪性腫瘍は硬く圧迫にても扁平化しにくいことに基づいた所見です。明らかな境界部高エコー像を有するような浸潤癌を評価するために用いるものではないことに注意が必要です。

エコーで見たときに「やわらかい乳腺線維腫」では0.7未満つまり横長(楕円形)になります

<乳腺線維腺腫>

107D48

107D48

< D/W比<0.7 >

  • 悪性度低そう
  • 横長(楕円形)

一方、乳癌のような悪性腫瘍のときは硬いので横に広がらず、縦長、つまりD/W比が0.7以上となります。

<乳癌>

105D07

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臨床実習の傍ら、Webサービスを運営している医学生。将来の夢は学校をつくること。琴線を記録するサービス kotonohaを製作しました。(俺、この戦争が終わったらスタートアップするんだ...)
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