夜間痛ときたら類骨骨腫,脊髄腫瘍,肩関節周囲炎,膝内顆部特発性骨壊死などが特徴的。
<類骨骨腫>
【105D29】
10歳の男児.右下肢痛のため家族に伴われて来院した.4ヵ月前から誘因なく右大腿部痛が出現したという.痛みは安静時,運動時ともにあり,夜間に増悪する.右下肢の皮膚,筋および関節に異常を認めない.右大腿骨のX線検査で異常が疑われたため撮影した両大腿部の単純CTを次に示す.
最も考えられるのはどれか.10歳という年齢、骨幹部(類骨骨腫かEwing肉腫か?)、夜間痛、皮質骨の肥厚、骨内にnidusあり
<特発性骨壊死>
【104I59】
68歳の女性.6ヵ月前からの右膝の疼痛と腫脹とを主訴に来院した.膝関節痛は夜間と階段昇降時に増強する.右膝のX線写真を次に示す
変形性膝関節症では夜間痛は認めない。