急性期反応蛋白は、生体内に炎症性疾患や組織の変性・壊死が存在するときに急性に増量する蛋白のこと
- C反応性蛋白(CRP)
- ハプトグロビン
- セルロプラスミン
- α1-抗トリプシン
などがある。
逆に、低下するものを反急性期蛋白という。
- アルブミン(1週間~10日)
- トランスフェリン
- トランスサイレチン
- レチノール結合蛋白
今あるアルブミンは1週間から10日前に作られたもの。これに対し、トランスサイレチン、レチノール結合蛋白は特にturn overが速い(数時間~1日)ことが特徴である。
~劇症肝炎の早期診断~
これらの蛋白は肝臓で作られる。
劇症肝炎が起きたとき、見るべきはアルブミンよりもトランスサイレチン。
turn over の早い蛋白をみることで早期診断につながる
コメント
参考になりました
反急性期蛋白は栄養アセスメント蛋白としても重要ですね