抗酸化作用を示すビタミンにビタミンC、ビタミンEがありそれらは相互作用し抗酸化作用をアップする。
ビタミンCについて
アスコルビン酸のこと。ビタミンCは水溶性のビタミンで体内では細胞質や細胞外の血漿に存在し、強力な抗酸化作用を発揮する。
- コラーゲンの正常な三次構造の形成
- cytochrome P450酵素活性の維持
- カルニチン合成
- コレステロール代謝
欠乏すると壊血病や骨粗鬆症(Osteoporosis)をきたす
ビタミンEについて
ビタミンEは脂溶性ビタミンで細胞膜脂質血漿リポ蛋白質内に存在し、脂質過酸化のラジカル連鎖反応を停止させる。
未熟児で欠乏すると溶血性貧血をきたすが成人で欠乏は特に問題にならない。