放射線肺炎

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放射線肺炎は放射線の照射によって引き起こされる間質性肺炎のこと。

肺癌や乳がんなどの悪性腫瘍の治療で大量の放射線が照射された時に発症することがある。

<放射性肺炎の特徴>

  • 照射終了後1~3ヶ月後に発症する
  • 少ない線量では発症しない(40Gy以上で発症することが多い)
  • 照射野にほぼ一致する
などの特徴がある。
放射性肺炎の胸部CT 右中葉気管支分岐レベル

放射性肺炎の胸部CT 右中葉気管支分岐レベル

引用 医師国家試験 108E51

<CT所見>

  • 照射野にほぼ一致する境界明瞭なすりガラス状陰影
  • 牽引性気管支拡張

症状・所見としては、間質性肺炎なので

  • fine crackles
  • 乾性咳嗽
  • 拘束性換気傷害(%VC < 80%)
  • KL-6↑
  • DLco↓
  • A-aDO2
  • 炎症所見(赤沈↑、CRP↑、WBC↑)
  • 肺の容積減少
などを認める。

臨床実習の傍ら、Webサービスを運営している医学生。将来の夢は学校をつくること。琴線を記録するサービス kotonohaを製作しました。(俺、この戦争が終わったらスタートアップするんだ...)
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