PIVKA-Ⅱ はビタミンK欠乏症でも上昇する
PIVKA-Ⅱというと一般に肝細胞癌の腫瘍マーカーとの認知度が高い。
PIVKA-Ⅱ:protein induced by Vitamin K absence of antagonist - Ⅱ
の略であり、ビタミンK欠乏症でもPIVKA-Ⅱは高値となります。
ビタミンK欠乏症では、第Ⅱ凝固因子(プロトロンビン)のγ-カルボキシル化が障害されるために第Ⅱ凝固因子(プロトロンビン)の前駆体蛋白であるPIVKA-Ⅱが増加します。
PIVKA-Ⅱはいわば「第Ⅱ凝固因子(プロトロンビン)の出来損ない」というイメージです。
ビタミンK依存性凝固因子は医学を学ぶ人にとっては必須事項でしょう!
肉納豆で覚えるビタミンK依存性凝固因子
ビタミンK依存性凝固因子の有名な覚え方は
肉納豆(2,9,7,10)
例えば、心房細動...
新生児・乳児のビタミンK欠乏症で考えるもの
新生児、生後1週間以内であれば新生児メレナを考え、
生後1~2ヶ月であれば、ビタミンKの
- 摂取不足(母乳栄養)
- 吸収障害(胆道閉鎖症・新生児肝炎による)
を考える。
臨床実習の傍ら、Webサービスを運営している医学生。将来の夢は学校をつくること。琴線を記録するサービス kotonohaを製作しました。(俺、この戦争が終わったらスタートアップするんだ...)
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