糖代謝異常の糖尿病型とは?空腹時血糖、2時間値の見方

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糖代謝異常の種類

糖代謝異常には

  • 正常型
  • 境界型(IGT、IFGなど)
  • 糖尿病型
がある。

それらの判定には

  • 空腹時血糖
  • 75gOGTT2時間値
  • 随時血糖
が用いられる。

糖代謝異常の判定基準

正常型 境界型 糖尿病型
空腹時血糖  <110mg/dL 110≦ かつ<126mg/dL 126mg/dL<
2時間値 <140mg/dL 140 ≦ かつ <200mg/dL 200mg/dL<
随時血糖 200mg/dL<

正常高値について

空腹時血糖の正常域において、

100~109mg/dLは正常高値として区別される

これはOGTTを実際に行うと糖尿型や境界型が多いことや、将来的に糖尿病に移行する率が高いことから区別される。

正常高値の集団にはOGTTの施行が強く勧められ、アメリカ糖尿病学会(ADA)での分類では空腹時血糖100~109mg/dLは境界型に含まれる

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コメント

  1. ふろんてぃあ より:

    世界糖尿病デーの11月14日から、『空腹時血糖を110mg/dL未満、75gOGTT2時間値を140mg/dL未満に抑えましょう』的なメッセージ性を勝手にひしひしと感じておりました。
    が、調べてみたところ、11月14日はインスリンの発見者の誕生日、ということでした。
    残念。

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