肝硬変で見られる皮膚症状クモ状血管腫、手掌紅斑の鍵はエストロゲン上昇にあった!

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肝硬変では女性ホルモン(エストロゲンなど)の分解遅延のため,女性ホルモンが上昇し毛細血管の拡張がみられる.このため皮膚症状としてクモ状血管腫,手掌紅斑などが認められる。

えさきち
"皮膚症状"といってよいかわかりませんが、エストロゲン上昇による女性化乳房も見られます。

肝硬変

エストロゲン分解遅延(エストロゲン↑)

クモ状血管腫、手掌紅斑、女性化乳房

<クモ状血管腫>

105B042

医師国家試験105B042 50歳男性 左肩

104G050

医師国家試験 104G050

毛細血管拡張であるから「圧迫で消退する」

参考 紅斑と紫斑の鑑別

クモ状血管腫は肝障害時だけでなく妊娠時にも認められる。このようにクモ状血管腫はエストロゲン上昇を基礎として出現することが多いが、健常人でも認められる。

<手掌紅斑>

98F008

医師国家試験 98F008

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