舌下神経麻痺の挺舌(ていぜつ)ではなぜ患側に偏位するのか

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舌下神経は第12脳神経です。舌下神経は純運動性神経です。

脳神経というものの、その実態は末梢神経であり、C5が上腕二頭筋に対応するように、舌下神経(12)は舌の運動を支配します。

95A32
舌の運動に関係するのはどれか.
a 舌神経



答え

舌下神経麻痺を調べる際に挺舌(ていぜつをさせます。挺舌とは、舌を前にべーッと突き出させることです。舌下神経に麻痺があると患側に偏位します。

右舌下神経は右半分を左の舌下神経は左半分を支配します。挺舌(ていぜつ)させたとき、患側では前に出ることが出来ず、患側に偏位します。

97I12

65歳の男性.右顎下腺癌で腫瘍全摘と頸部郭清術とを受けた.術後半年後の舌の写真を次に示す.軽度の構音障害と嚥下障害とを認めるが,他の身体所見に異常はない.
障害部位はどれか.
 97i012





答え
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コメント

  1. くらじゃいる より:

    参考になります
    三叉神経障害による下顎の偏位にも考え方が応用できそうですね

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