促進:TRH
抑制:ドパミン
が主な因子である。
強さとしてはドパミンが優位で、ドパミンが障害されるとPRLの分泌が促進する。
薬剤性高PRL血症はドパミンの作用を遮断する薬剤に起こりドパミンが抑制された結果、プロラクチンの抑制が外れて引き起こされる。
高プロラクチン血症の原因薬剤
降圧薬: レセルピン、α-メチルドパが有名
制吐薬: メトクラミド、スルピリド、ドンペリドンが有名
抗精神病薬
ひとつ違った視点をもちたいのは、高プロラクチン血症をきたす薬剤は薬剤性パーキンソニズムを起こす薬物とほぼ重なるということ。
日常臨床で薬剤性の高プロラクチン血症やパーキンソニズムはありふれたものである。