連合弛緩、言葉のサラダ、言語新作のニュアンスの違い

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統合失調症の思考形式の障害の一つ、滅裂思考には

  • 連合弛緩
  • 言葉のサラダ
  • 言語新作
といった用語がある。
えさきち
これらは滅裂思考の程度の違いと考えましょう!
くみちょう
躁の観念奔逸とはどう違うの?
えさきち
観念奔逸は次々とアイデアや話がでてきますが、その話と話の間に関係性があります。滅裂思考はその話と話の間の関係性にまとまりがなくなります

滅裂思考とは、観念の連合(つながり)が保たれずまとまりがなくなること。

  • 連合弛緩:話の中で因果関係が無くなる
  • 言葉のサラダ:さらに、文の中で主語述語の関係がおかしい
  • 言語新作: 使われている言葉がそもそもおかしい。意味が通らない。

例えば、次のA~Cの事柄についてしゃべったとする。

Aという事柄(今日は雨が降った)

Bという事柄(本来の予定ではピクニックに行く予定だった)

Cという事柄(雨が降ったので予定を変更して映画を見よう)

通常ならば、

A → B → C

の順序で、適切に接続詞を使いながら伝えることができる。

統合失調症では、次々と話をするが話の中に因果関係がなくなってしまう。この状態を連合弛緩という。さらに、主語述語の関係までおかしい話になると言葉のサラダといい、ひとつの話の中で言葉がおかしくなると言語新作という。

臨床実習の傍ら、Webサービスを運営している医学生。将来の夢は学校をつくること。琴線を記録するサービス kotonohaを製作しました。(俺、この戦争が終わったらスタートアップするんだ...)
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