アステリキシス(羽ばたき振戦)を認めたときの鑑別疾患(肝性昏睡、尿毒症、肺性昏睡)

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アステリキシスって?鑑別疾患

アステリキシスとは、従来「羽ばたき振戦」と呼ばれたものであるが、"振戦"ではないので現在ではアステリキシスと呼ぶ。

えさきち
振戦tremor は律動的な動きです。

アステリキシスは非常に有力情報で、脳内でのGABAなどの異常で発生する症状。通常の脳血管障害では出現しない。

アステリキシスが出現するのは

  • 肝性昏睡
  • 尿毒症
  • 肺性昏睡
くらいである。

進行例では自発的に出現することがあるが、できるだけ早期から積極的に発見するようにしたい。

アステリキシスの誘発法

上肢を水平に伸展し、肘関節と手関節も伸展した状態で観察する。

108h013

108h013

正常ならこの肢位を保てるが、肝性脳症などでは

手関節の伸展を維持できず

手関節が「カクッカクッ」という風に屈曲する。(陰性ミオクローヌス)

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