大動脈閉鎖不全症ARのflutteringについて

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大動脈閉鎖不全ARで認められるflutteringとは、ARによる逆流性ジェット流が僧帽弁前尖に衝突し、前尖開放を制限ながら振動させている所見のこと。

僧帽弁前尖のflutteringが認められればARの証拠となります。

拡張期に左室内に血流を入れるため僧帽弁が開放する

ARによる逆流性ジェット流があたって僧帽弁前尖がうまく開けない

前尖振動(fluttering)

99e026a

99E26 fluttering

左室流失路を形成しているのは心室中隔と僧帽弁前尖です。

改変-引用 http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000201.html

000201_01

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Austin Flint雑音も同じ考え

同じ考えで、その逆流によって僧帽弁の開放が制限されることによって生じる雑音がAustin Flint雑音です。

ジェット流による僧帽弁の開放制限から生じるものをあわせて覚えておきましょう。

心エコー所見:僧帽弁前尖のfluttering

聴診所見: Austin Flint雑音

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