Arias-Stella反応とは子宮内膜の変化のこと

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Arias-Stella反応はhCGによる脱落膜様変化

Arias-Stella反応は、異所性妊娠や流産の時にみられる子宮内膜の脱落膜様変化のことである異所性妊娠の代表は卵管膨大部妊娠であり、受精卵が卵管膨大部にてトラップされている。

えさきち
通常、受精卵は子宮内膜に着床します。着床後、受精卵の胚盤胞栄養膜細胞よりhCGを分泌し始めます。妊娠14週~16週で胎盤が完成し、hCG産生の主座が受精卵から胎盤にバトンタッチするのですが、異所性妊娠などでは胎盤は形成されていません。
くみちょう
子宮内膜に着床していないから、胎盤はないけど受精卵からhCGは出ている状態なんだね。
えさきち
Arias-Stella反応は、受精卵から産生されるhCGによる子宮内膜の変化なんだ

子宮内膜組織診(診査掻爬)では、絨毛は認められないが脱落膜様の変化を認める。

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コメント

  1. わーきんぐぷあ より:

    大変参考になりました。
    そういえば、卵巣腫瘍の明細胞癌はArias-Stella反応を模倣していると聞いたことがあります。
    違う臓器なのに不思議ですね。

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