Darier徴候(Darier's sign)は、肥満細胞症の患者の色素斑部を擦過すると、擦過部位に著しい膨疹を形成する現象です。つまり、
ということになります。皮膚科は○○現象と名がつくものが多いですが一対一で覚えられるのでありがたいですね。
肥満細胞症
肥満細胞症は、小児に好発し、肥満細胞が腫瘍性に増殖する疾患です。成人期までに自然治癒るすることが多いとされます(大人で初発した場合は難治)。ときに、蕁麻疹発作が反復します。

Dermatology Image by Yasusi Suzumura
画像引用: http://homepage1.nifty.com/ysh/pn73.htm
肥満細胞症理解を深めたい方へ↓
参考ページ:http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1110836
肥満細胞が全く分からない人へ
肥満細胞は"肥満"とは関係なく、IgEを介したⅠ型アレルギーに関係のある細胞です。マスト細胞とも言われ、ヒスタミンをはじめとしたさまざまな顆粒を有します。蕁麻疹もアレルギー反応で肥満細胞から顆粒が放出されて引き起こされますよね。皮膚描記法で赤色になるのもひっかかれたところの肥満細胞がヒスタミンなどを放出した結果血管透過性が亢進しているからですね。
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